実は僕は成人になってからも
性風俗にはほとんど行ったことがない。
一度名古屋勤務の時にどうしてもついて来いと
言われて岐阜かどこかに行ったが、
何もせずに時間がくるのを待っていた。
ちょっとけっぺき症なことと、
我が国における娼婦という職業を
心底軽蔑している所が僕にはあるからだ。
ただ経済をきちんと知るには
「大体の物価知る」指標として
そういったある種のサービスを受ける値段というのは
重要だ。
石油は乱高下するし、肉や野菜の値段も大阪と東京では
違う。
賃金も最低賃金が各都道府県で違うように異なるので
共通の指標というのはたばこやらとなるようだ。
しかし、たばこには消費税以外の税金が含まれているし、
酒もディスカウントショップにいけばまったく異なる値段で
手に入るのであてにならない。
マクドナルドにおけるビックマックと
娼婦を一晩(あるいは数時間か?)買うには
いくらかかるかというのは結構重要な指数であると
ほんまでっかに出ている門倉さんも言っていた気がする。
僕が調べた所、「大体大卒の初任給(税込)の1割が目安となる」
別に見るぐらいはタダなので興味のかけらもないがそういう
目でWeb見てみると確かに60分25000円程であった。
大卒の初任給は22万ぐらい、院卒だと24万ぐらいなので
ピタッと合う。
後ビックマックの指数はマクドナルドの場合、
世界中の至る所にあるので、ビックマックがいくらか?というのが
その国の物価だけでなく「貨幣価値」も知ることができるようだ。
皆さんはそれほど意識していないかもしれないが、
特にアジア圏において絶対的に信頼度が高いお金は
アメリカドルと日本円である。強いて言えばユーロとなるが、
ユーロは実質ドイツだけで成り立っているようなものなので
イギリスがユーロ圏から抜けてからは、とにかくドルか円となっている。
中国の元なんてまったく信用されていない。
あなただって、例えば少しだけ何とか切り詰めて個人年金を
かけようと思い立った場合、アメリカドルや豪州ドルにするだろう。
これからは経済力が日本よりずっと上になるので
「元」で運用とするだろうか。
※実際には元は国外には持ち出し禁止であるが、
金融業には色んな抜け道がある。
元での投資だって楽勝だ。
ほとんどしないと思う。
しかし、しないからこそ振れ幅が大きく
儲かる可能性があり、大損することだってあるのだが、
得体の知れない通貨を買うほど日本人は
お金に対して冒険心がない。
僕はだから今はつまらなくなったので、
見出しの記事や目次で日経新聞を買うか買わないか決めるが、
タウンワークはタダだしもらう。
色んな視点で見ると世の中にはこういう一端もあるのかと
面白くなる。