すくすく連絡帳

メモ代わりの日記です

正社員になれ


被雇用者でいたい場合、
自分で経営することはできない場合、
だらだらと働きたい場合、
とにかく正社員にならないといけない。

僕は40代前半だが、ロストジェネレーション世代と
言われ、オイルショック以降、まともに就職難の時代を
迎えた世代である。

正社員になれない人が多く出た。
大半は偏差値ランキングでは下の方の大学出身者や
女性が多く生贄になった。
具体的には派遣や有期雇用契約となった。

先に世に出た社会人が自分の身を守りたいがために
下の世代を見捨てた。

僕らはそれをじっと見ていた。
僕はIT業界に就職したが、僕らを指導したのは
今では50代や60代の人たちである。

この人たちはITバブルを経験し、
笛や太鼓で呼ばれた時期もある。
実際に僕が最初に入った東証一部上場企業の隅の方だったが、
僕らの時期の入社人数は20人、ITバブル世代は100人以上採った。

結果どうだったか、偉そうにのたまうそのバブルの中には
屑が大量に発生し、今50過ぎになっていよいよ行き場がなくなり、
「人事部付」という「何とか辞めてもらえないか」という職においやられ、
これも消化試合をただこなすだけの人材会社が何とかその屑を食わせるため
だけの会社を探しているという。

惨たらしい話であるが、能力差があり、会社に捨てられた者の定めだ。
そこにすら行けなかった僕らの世代が味わった辛酸をお前らは50を過ぎて
味わう羽目になる。口ばっかりで仕事をしてこなかったつけが己に来たと思え。

僕は以前書いたがコンビニだろうが牛乳配達だろうが、
今だとウーバーイーツだろうが何をやっても自分の食い扶持を確保できる
自信がある。

コンビニもウーバーイーツも本来は地元でやれば良い。
道だって知っているし、コンビニだって歩いて通える所に行けば良い。
しかし変なプライドや羞恥心が邪魔をし、駅でいうと3駅ほど、
場合によっては府や県をまたいで行うという。
地元には顔見知りが多く、恥ずかしいというくだらん理由からだ。

見栄を捨てればいくらでも仕事はある。
ある程度選んでも求人はある。

ただあれこれ注文をつけてやらない。
それは結局できないからだが。

働き方改革やら楽をして収入を得ることが
まるで「粋な生き方」のごとく吹聴するインフルエンサーなる
カスの言うことをまともに聞いて、汗をかいて、恥をかいて、
時に体を壊してまで働くということを忘れている。

体や心を壊すぐらいなら辞めてしまえば良いが、
仕事を覚えるにはギリギリまで追い詰められないと習得できない
ことがほとんだ。
プロフェッショナルになるにはどれだけ体や脳に汗をかくかによる。

そのためには一旦屑になり下がってでも
正社員の立場を得て、いわば扶養してもらう状態で
自分に合った身の丈で仕事を覚える他ない。

能力を自ら開発する以外に生きるすべはない。
絶対にない。

だからそのスタート地点にすら立てない人たちを
今「再チャレンジ」なる制度でまた何かをさせようと
しているが、よく考えてみて欲しい。

誰が40過ぎたおっちゃんやおばちゃんを
20代の割と何でもよく言うことを聞く者と
同じく扱えようか。

屑の面倒を見ろと言われるほど辛いものはない。
居ない方がずっとマシの屑は必要ないと組織では
判断される。

納得がいかないなら、自分は本来そうじゃないと
未だに思っているなら、「できることをまずは見せろ」、
できないなら「言われたことぐらいは最低限やれ」となる。

自分より10歳以上年が下の人間にも頭を下げて、
「今は仕事を習得することに専念せよ」それから、
あなたが言う通り、「自分は他とは違う」というなら
独自色をどうぞ出してもらいたい。