すくすく連絡帳

メモ代わりの日記です

伯父の裏技

父の兄の伯父とついこの間会って話した。

まあ昔から伯父は話し出すと独壇場となり、
まくし立てるように次々と話す。

これがつまらん話ではなく、10のうち2ぐらいは
興味があることやするどいことを言うのでつい聞いてしまう。

伯父は無職になってからは病院マニアになったようだ。
XXドックとなると自費診療になるで高くなる。

だからいわば嘘をついて腹の調子や胃の調子が悪いと言って
医者にかかると保険適用で内視鏡検査を受けられると。。。

そしてこの前はちっともそんな症状なんてないのに、
頭が少し痛い、寝起きにふらつく時があると言って脳外科に
行ったという。

脳ドックとなると4万円ぐらいかかるが、
ふらつく、眩暈がするとなるとこれも症状として
扱われMRI検査を保険適用で1割負担で受けることできたようだ。

それを聞いた父は本当に毎日、毎日鎮痛剤を服用する習慣が
母が知る限り結婚してからずっと続いているというから、
僕の姉が生まれる1年前からは少なくとも母が目視でき、
確実に「毎日、毎朝鎮痛剤を服用していた」となる。
姉は40代半ばであるからおおよそ四半世紀飲み続けていることになる。
是非とも脳を調べろと伯父から言われていた。

ただ息子の僕からすれば父は単なる軽度鎮痛剤中毒であるだけだ。

しかし毎朝一服飲む程度であるし、それをビタミン剤のごとく
毎日飲んで70代後半まで生きてきたのならもうそれで良い気がする。

ただ新型コロナ感染症が大流行りしていた時は
「朝の体温を測ってから飲むように」とお願いはした。

新型コロナ感染症は咳症状が主であるとされているが、
熱も出る。それを解熱鎮痛剤を習慣として飲んでいると
本来上がるはずの体温の上昇が薬で抑えられてしまい、
発見が遅れるケースがあると思ったからだ。

僕が真剣に言うと父はほぼきちんと聞く。
僕が調べ上げて言うことと、イラついて言うことの判別を
父は瞬時に判断できるため、これはということは即行動に移す。

それに「ごっつミーハー」だから、
オムロン製の血圧計
・同じくオムロン製の体温計
・看護師が医療現場で使うパルスオキシメーター
それを机に並べ、血圧やら血液の質をコントロールする薬を
山ほど処方されているが、それも毎日ノートにつけて服用している。

ただ、この前まではハッキリエース(鎮痛剤)、漢方の方が良いのではないか?
という僕の一時期の考え方を抜粋してしばらくは葛根湯を飲んでいたが、
効くはずがないので、臭い改源に変えたようだ。それを毎日飲んでいる。
母は「お父さんの飲んではる薬、くっさいねん!とまたカイゲン飲んだんやわ。」

この前はズボンのポケットに入れたまま洗濯機に入れてしまい、
服が全部カイゲン臭にまみれたという。

「洗いなおしたわ!」と母は言っていた。

そんなこんなで父は市内の脳外科を探し、
MRIをいつか撮りたいと思ったようだ。

しかし先述した通り、父はミーハーであるから
テレビ、鎮痛剤、仕事、パソコン以外はほとんど流行に
乗っているだけで熱が冷めるとどこ吹く風となる。

ここが伯父とは違う所だ。同じ祖母から生まれたが
こうも性格が違うかと思う。

そしてその話をあきれ返って聞いていた父の妹、
つまり叔母は昼食を済ませて1時間程度で「私、帰るわ。」と
そそくさと帰った。

おもしろい兄弟妹である。