すくすく連絡帳

メモ代わりの日記です

まだその時にあらず

中学受験を息子はくぐろうとしている。
飛び越えるのではなく、表現通り下を抜けようと
しているようだ。

父親の僕からすれば「そんなもんだ」と思っている。

何故か、僕は小中学校は地元の公立に行き、
高校は大阪府内でも「下から数えた方が早いんちゃう?」と
言われる所に行った。

大学は中堅かそれ以下の大学で、大学院は中の中ぐらいの
評価の大学院に変えた。

僕が学問に対して本気で向き合い始めたのは
大学生の3年からだ。

そこからもっと深く知りたいと思うようになった。

そこで痛感したのは出た高校は今では理解不明な単位制だか
何だかよくわからない状態であるが、
実の所、何となく塾やら家庭教師をつけてもらっていたので、
基礎学力はあった。

高校生の時には本当に「箸にも棒にも掛からない」同級生が周りにいたが、
それが不思議だった。

本当に小中学校のレベルの問題が解けないという17歳で高校を卒業する人を
見てきた。


何を言いたいか。

基礎学力さえあれば挽回できる。運もあるしその時の状況にもよる。
しかし気づいた時にベストを尽くせば20代なら本当に巻き返しが効くのだ。

事実僕は何回か転職したが入社は難関とされる所に行けたし、
その中で結果を残すこともできた。

以前に書いたがそこは知能指数が云々ではない。
向き合った仕事に対してどれだけ向き合ってきたかによる。

能力が高い人はいくらでもいるし、センスが高くて商才に長けた人もいる、
人心把握術に優れており出世する人もいれば、よくわからない縁故でそこに居る人もいる。

ただ組織であるため、周りとの調和が必要だが、結局は違う所へ行っても
あなた仕事ができますか、その前に雇ってもらえる所がありますか、
商売を自分でやるならやり切る覚悟はできていますか、
全部に対してイエスと答えられる人なんていない。

僕も自分で商売をやってみたいと思った時期があったが、
一時的に背負わないといけない借金が嫌で止めた。

僕のように短期で成果を上げようと思う者はどこかで大きな投資がいる。
その額を借金でするか今までの貯金でするかだが、貯金という個人で行う
財の貯えを崩すということは商売をやる上では違う気がする。

責任は有限であるけれども負債を背負ってまで短期で業績を上げたいなら
借りるしかない場合がある。

それを考えて「やっぱりやめておく」と判断し、会社員をしている。
条件が急激に良くなることなんて夢の話であるが、
それは考え方を切り替えたら良い。

とにかく目の前の仕事に全力を尽くし、後は自分の趣味なり、
学問なり、そして子供たちとの時間の共有にあてれば良い。

全力を尽くせないという人は、他の人の邪魔だけはせずに
時間の切り売りをしていると思えば良い。

その土台に乗るにはどこかで学力をつけておくしかない。
学歴と完全にリンクはしないけれど判断される尺度の
大きな要素が学歴ならそれを持つしかない。

そういう意味で偏差値の高い中学校に行くという事は
それだけ勉強に対して向き合う生徒と机を並べるということになる。
特に義務教育から外れる高校では教室内の雰囲気に流されずに
自分だけが勉強するというのは浮いたりする。

その時はお前らみたいな鼻くそと一緒の人生はごめんだと
思っていた。

そういう時期が12歳の息子にはまだ来ていない。
はっきり言うと「未だ夢の中」の子供である。

しかし父はちっとも心配していない。
性根が優しく、嘘もほとんどつかない、
思いやりがあり、女子にも優しい。

息子は僕の子供としてもちろん愛しているが、
実の所、一人の人間として僕は息子の性根が好きだ。

若干というかかなりデリケートではあるが、
きめ細やかな気遣いを自然と12歳でできるのであれば
後は時期が来るのは待つだけだ。

人の道を踏み外した時は約束通り
「父と一緒に大阪湾に沈んでもらう」だけだ。

それ以外は「成るようになる。心配ない。」